北陸地業 株式会社
石川県金沢市三池町14
TEL:076-255-0071
FAX:076-255-0073
工法の概要
エルマッドU工法は建設発生土に泥水(または水)とセメント等の固化材を加えて、混合してできる安定処理土を用い建築基礎、構造物の裏込め、狭い空間の埋め戻し及び充填等に締め固めを必要とせず、固化材の添加量などを調節することにより打設養生後の強度を任意で設定できる工法です。
特徴
- 残土処分費、埋め戻し土購入費の削減ができる
- 硬化前は流動性を持つので、狭い空間にも容易に充填できる
- 配合を調節することにより必要とする強度が得られる
- 在来工法に比べ工期の短縮が図れる
適応範囲
適応地盤 |
・砂質土、粘性土およびローム(腐植土は対象外とする) |
・地下水位が高く崩壊の可能性のある砂質地盤 |
適応構造物 |
建築物および工作物の基礎地盤及び山留や通路などの仮設工事 |
改良最大面積 |
特になし |
改良最大体積 |
特になし |
改良最大深度 |
5.0m〜8.0m程度(地山の状態による) |
堀削開始
バックホーにて、所定の大きさ、深さまで掘削。
(堀削穴の崩壊の恐れのある場合はその時点にて堀削取止、崩壊地盤対応工法へ変更)
堀削完了
支持層・堀削巾・深さの確認
造成体積の算出
固化材・調整水の決定
造成体積が大きい場合は分割する
スラリー液注入
プラントにて水と固化材をスラリー液に混合
堀削穴に注入開始
混合装置登場
混合装置を取り付けた改良機でスラリーと、土を混合・攪拌する
混合・攪拌
スラリーと、土を混合・攪拌する。
フロー値により添加水量の管理を行う。
造成完了
造成体上端のレベルを確認し調整を行う
強度確認用の供試体を採取する